キャリアオイルについて
こんにちは、サミーです!
今日は、アロマセラピーにおいてとても重要な役割を持つ、キャリアオイルについて、お話ししていきますね。
前回お話ししたように、エッセンシャルオイルは濃度がとても高いため、(一部のものを除いて)直接肌に塗ることはできません。
そこで、濃度を希釈して肌につけても安全な濃度にまで薄める必要があります。
キャリアオイルとは、アロマセラピーを行う際にエッセンシャルオイルを希釈する為に用いられる植物油です。
キャリアオイルで用いられる植物油はさまざまですが、オリーブ油やココナッツオイルなど、お料理やお菓子作りで活躍する、お馴染みのオイルも多々あります^^
仕様上の注意点として、用法に適したオイルを選択すること、また、アレルギーには気を付けないといけません(特にナッツ類のオイルはアレルギー持ちの方が多いので)。
オイルの種類によっては、常温でも個体になってしまったり、色が濃かったり、香りがあったり…などなど、個性がありますので、何に使用するかで使い分けが必要となります。
ここでは、一般的に用いられるキャリアオイルをご紹介しますね。
- スウィートアーモンドオイル(甘扁桃油)
透明ですが淡い黄色で、ほんの少しだけナッツの香りがします。
肌馴染みが良く、栄養価も高いので、マッサージオイルや保湿用のオイルとして活用しやすいです。
- アプリコットカーネルオイル(杏仁油)
透明ですが薄い黄色~金色で、ほんのりナッツの香りがします。
フェイスクリームや乾燥肌・成熟肌の保湿用によく使用されます。
- アボカドオイル
薄い黄色~エメラルドグリーンに近い濃い色したものもあります。精製具合にも依るようです。ほんのりナッツの香りがします。
細胞の再生力を高めるので、成熟肌に適し、保湿力も高いです。
ただし、粘性が高い為、速い動きを必要とするマッサージにあまり適しません。
- グレープシードオイル
黄色から緑色の透明なオイルで、ほのかに甘い香りがします。
さらっとしたオイルなので、比較的何にでも適用できます。
- ヘーゼルナッツオイル
濃い黄色のオイルで、ほのかにナッツの香りがします。
ニキビケアや顔の保湿に優れ、浸透性も高いです。
- ホホバオイル
薄い黄色で透明、ほのかに土のような木材のような香りがします。
ホホバ「オイル」という名前がついていますが、油脂ではなくワックスに分類されます。冷蔵庫の中のような低温では固体になります。
非常に高い抗酸化作用や保湿性を持ち、スキンケア用品によく使用されます。
- マカダミアナッツオイル
薄い黄色で透明、ほのかにナッツの香りがします。
伸びがよいため、保湿用やマッサージに使用されます。
- オリーブオイル
濃い黄色~緑色のオイルで、独特のフルーティな香りがします。
マッサージにも使用されますが、粘性が高く速い手技を必要とするマッサージにはあまり適しません。保湿性は高いです。
香りが強いため、エッセンシャルオイルの香りを妨げる可能性も考慮しなければなりません。
- ココナッツオイル
個体だと白色、液体だと無色透明で甘いココナッツの香りがします。
24度以下だと個体になり、扱いがやや難しいです。
保湿性が高くスキンケアに向きますが、香りが強い為エッセンシャルオイルの香りを妨げる可能性もあります。
他にもたくさんのキャリアオイルがありますが、今回は大まかに簡単なご紹介でした!
どのオイルも素晴らしい効能がありますので、いろいろ試してみてください♪
Sammy